ロリポップからmixhostへの移行手順(初めてでも作業時間約50分)

初めてWordPressのサーバー移転作業をやりました。
(ロリポップからmixhostへ移転)

難しい印象を持っていましたが、実際にやってみると作業時間は初めてでも1サイト約50分程度。2サイト目なんかは30分で移行完了しました。

サーバーの移行って思ってたより簡単!
やったことなくて躊躇している方も是非チャレンジしてみてください。

では、具体的な手順を説明していきます。



事前準備

DuplicatorでWordPressデータのパッケージ化(10分)

WordPressデータを移行するために、プラグインDuplicatorを使用してパッケージ化します。

WordPressメニューの[プラグイン]→[新規追加]画面でDuplicatorを検索してインストールしてください。

1) WordPressメニューのDuplicator→Packagesをクリックして、パッケージ管理画面へ。

2) Create Newをクリックしてパッケージ作成画面に進み、特に設定は変更せず右下のNextをクリックします。

3) Buildをクリックし進めます。(警告が表示された場合はチェックを入れます)

私のサイトの場合Total Size等で警告が出ています。このまま進めても大丈夫でしたが、余裕のある方は余分なファイルは削除しておきましょう。

4) 容量にもよりますがパッケージ化には1〜3分程度かかります。

5) パッケージ化が完了したら、「Installer」「Archive」をクリックしてデータをダウンロードします。

ダウンロードするのに回線状況によっては結構時間がかかるので、平行してmixhostへ申し込みを行いましょう。

mixhostへの申し込み(5分)

1) Webサイトにアクセスして申し込みます。アクセスはこちら→MixHost

30日の無料体験期間でエコノミーで問題ないか確かめるためエコノミーに申し込みました

エコノミーといっても、目安として50万PV/月と案内されています。

弊社では、快適にご利用いただけるWordPressサイトのPV数の目安につきまして、次のようにご案内しております。

  • エコノミー:50万PV/月
  • スタンダード:100万PV/月
  • プレミアム:200万PV/月
  • ビジネス:400万PV/月
  • ビジネスプラス:600万PV/月

プランごとのPV数の目安を教えて下さい – mixhostヘルプセンター

2) 好みのサブドメインを入力し、続けるをクリックします。

3) 申し込み内容を確認してお客様情報の入力へ進み、注文完了を押して完了です。

申し込みが完了したら、アカウント情報がメールで送られてきます。

早速ログインして、独自ドメインを設定します。

独自ドメインの設定(3分)

『【mixhost】サーバーアカウント設定完了のお知らせ(ドメイン名)』というメールの中にコントロールパネル(cPanel)のURLおよびログイン情報が記載されているので、アクセスしてログインします。

1) ドメインカテゴリの [アドオンドメイン] をクリックし、現在使用している独自ドメインを設定します。

2) [新しいドメイン名] の欄に独自ドメインを入力し [ドメインの追加] をクリックします。

他入力欄は自動的に設定されます。特に変更しなくても問題ありません。

セキュリティ設定の変更(3分)

Duplicatorを使用する際のセキュリティリスクを回避するために、ファイル一覧表示を無効にします。

1) cPanelの [詳細] カテゴリーの [インデックス] をクリックします。

2) public_htmlの左のフォルダアイコンをクリックします。

3) 追加したドメイン名をクリックします。

4) [インデックスなし] を選択して [保存] をクリックします。

移行作業

FTPサーバーへパッケージ化したデータをアップロード(5分)

そろそろDuplicatorのパッケージデータのダウンロードが完了しているかと思います。

まずデータアップロードするためにFTPソフトを設定します。

FileZillaの場合は下記のように設定します。

(他FTPソフトの設定に関してはこちら→FTPソフトの設定方法 – mixhostヘルプセンター)

ホスト:メール記載のFTP接続情報のFTPSホスト名を入力(FTPホスト名ではありません)
プロトコル:FTP – ファイル転送プロトコルを選択
暗号化:使用可能なら明示的なFTP over TLSを使用を選択
ログオンの種類:通常を選択
ユーザ:メール記載のFTP接続情報のユーザー名を入力
パスワード:メール記載のFTP接続情報のパスワードを入力

FTPサーバーに接続して先に設定した独自ドメイン名のフォルダを開き、先ほどダウンロードしたArchiveファイルinstaller.phpをアップロードします。

hostsファイルの変更(5分)

現段階では独自ドメインをブラウザに打ち込んでもmixhostサーバーにはつながらず、ロリポップサーバーにつながります。

これではアップロードしたファイルにアクセスできないので、自分のパソコン環境だけ強制的にmixhostサーバーにつながるようにhostsファイルの内容を変更します。

1) まずmixhostのサーバーIPアドレスを確認します。

cPanelにログインして右側ペインの[一般情報]欄のサーバー情報をクリックします。

共有IPアドレス欄に記載されたIPアドレスをメモしておきましょう。

2) hostsファイルの変更(Mac編)

[アプリケーション] → [ユーティリティ] → [ターミナル]を立ち上げます。

下記コマンドを入力します。

sudo vi /private/etc/hosts

Macのユーザーパスワードの入力します。

キーボードのiキーを押して編集モードにします。

末尾に先ほどメモした共有IPアドレスと独自ドメインを追記します。

[Esc]→[:]→[w]→[q]→[Enter]の順にキーボード入力して完了です。

ブラウザに独自ドメインを入力してアクセスしてみて、下のページが表示されればhostsファイルの変更は成功です。

Windowsの方は下記ページを参考にhostsファイル変更してみてください。

hostsファイルの設定方法 – mixhostヘルプセンター

データベース作成(3分)

1) cPanelの[データベース]カテゴリの[MySQLデータベースウィザード]をクリックします。

2) 新しいデータベース名を入力します。

3) データベースにアクセスするためのユーザー名・パスワードを入力して、[ユーザーの作成]をクリックします。

4) ユーザーに全ての権限を与えます。[すべての権限]にチェックをいれて、[次の手順]をクリックします。

これで完了です。

パッケージ化したデータを復元(5分)

1) FTPソフトでアップロードしたinstaller.phpにアクセスします。

ブラウザのURL欄にhttp://独自ドメイン/installer.phpを入力してアクセスします。

①先ほど作成したデータベースの情報を入力します。

Database:データベース名(mixhostユーザー名_データベース名)
User:ユーザー名(mixhostユーザー名_データベースユーザー名)
Password:データベースパスワード

②[Test Connection]をクリックします。

③Successと表示されたら、[I have read and accept all warning & notices]にチェックを入れます。

④[Run Deployment]をクリックします。

2)確認メッセージが表示されるので[Yes]をクリック

3) インストールが開始されます。サイト規模に応じて時間がかかりますので数分待機します。

4) アップデート画面が表示されます。今回は、ドメインの変更は行わないため設定はなにも変更する必要はありません。

[Run Update]をクリックします。

5) セキュリティ対策を行います。

[Security cleanup]をクリックします。

6) WordPressサイトにログインして、[Delete Reserved Files]をクリックします。

以上で復元作業は完了です。

hostsファイルを元に戻す(5分)

hostsファイルの末尾に追加した行を削除して保存します。

Macの場合は、追加時と同様に

[アプリケーション] → [ユーティリティ] → [ターミナル]を立ち上げます。

下記コマンドを入力します。

sudo vi /private/etc/hosts

パスワードの入力を求められるのでMacのユーザーパスワード入力します。

削除したい行にカーソルを移動させ、[D]キーを2回押すと削除できます。

[:wq]と入力し[Enter]を押して完了です。

Windowsの方は下記ページを参考にhostsファイル変更してみてください。

hostsファイルの設定方法 – mixhostヘルプセンター

ネームサーバーの設定変更(5分)

ドメイン管理サイトでネームザーバーを変更します。

私はお名前.comを利用しているのでドメインNaviにアクセスします。

ネームサーバーをロリポップの設定値からmixhostの設定値へ変更します。

これで数時間〜72時間程度でネームサーバーが更新されます。

以上でサーバー移行作業は終了です。

独自ドメインメールの移行

サイト管理用に独自ドメインメールを作成している場合は、メールデータの移動と、メールソフトの設定変更が必要となります。

既存メールデータの退避

メールクライアントThunderbirdの使用を前提としています。

独自ドメインメールの[受信トレイ]を使用していないローカルフォルダにコピーします。

メールアカウントの作成

cPanelの[電子メール]カテゴリ→[電子メールアカウント]をクリックします。

電子メールアカウントの情報を入力して、[アカウントの作成]をクリックします。

サーバー設定値の確認

メールアカウント作成完了したら、アカウントの右側に表示されている[メールクライアントの設定]をクリックします。

受信サーバー、送信サーバーのサーバー名・ポート番号をメモしておきます。

メールソフトのサーバー設定の変更(受信サーバー)

既存のメールボックスを右クリック→[設定]を選択して設定画面を開きます。

サーバー設定画面の、サーバー名、ポートを先ほど確認した値に設定します。

メールソフトのサーバー設定の変更(送信サーバー)

続いて送信サーバーの設定を変更します。

[送信(SMTP)サーバ]を選択し、右側の[追加]ボタンをクリックします。

設定画面では、下記のように設定します。

サーバ名、ポート番号:先ほどメモした値

セキュリティと認証:SSL/TLS

認証方式:通常のパスワード認証

ユーザー名:作成したメールアドレス

退避していたメールデータの移動

最初に退避していたメールデータを新しく作成したメールアカウントにコピーします。

以上でメールの移行作業は終了です。

お疲れ様でした。

参考サイト

mixhostヘルプセンター

終わりに

初めてサーバー移行作業をやってみましたが、意外と簡単にできました。mixhostヘルプセンターにあるマニュアルのおかげですね。今回の記事もほぼマニュアルと同一の内容なのでわざわざ書くか迷いましたが、一連の流れを覚えておきたくて書いてみました。

メールの移行に関しては、サポートサイトや他サイトにも書かれていなかったため少し手間取りました。(独自ドメインのメール使っている個人の方はあまりいないのかな?)

ちなみに移行したmixhostはコスパがすごい良いのでかなりオススメです。