オルソケラトロジーを治療費用17万円で1年間体験したけど継続断念。その4つの理由。

オルソケラトロジーってご存知ですか?

特殊なレンズで角膜の形状を変え視力を矯正する方法です。

昨年、170,000円払って試してみました。

大金はたいて試してみたけど、結局断念!!断念した理由を記事にしてみました。

これからオルソケラトロジーを試してみようという方の参考になれば・・・

オルソケラトロジーって?

Orthokeratology 直訳すると角膜矯正療法。

実際に何をやるかというと、特殊なコンタクトレンズを夜寝る前に装着し寝ている間に角膜の形を変えて視力を矯正する方法です。

流れとしては、以下のような感じ

orthokeratology_2

なぜ試してみようと思ったか

朝起きた時にクリアな視界で目覚めたい

近視の方にはお分かりいただけることかと思いますが、寝る時にはコンタクトもメガネも外しているので朝起きた時の視界はほとんど何も見えない状態です。昔は視力が良かったのでクリアに見えていたはずですが、小学生からメガネをかけていたのでその感覚はさすがに忘れました笑

レーシックをした知人が「朝目覚めた時の視界がクリアなのはほんといいよ」と言っていて、すごい羨ましかったです。

じゃあ、レーシックすれば?ってなりそうですが・・・

レーシックでの失敗のリスクが怖い

裸眼の視力矯正はレーシックかオルソケラトロジーになるかと思いますが、レーシックの後戻りできないリスクは受け入れられませんでした。オルソケラトロジーはレンズの装着をやめれば数日〜数週間で角膜の形状が元に戻るのでいざとなったらやめることが可能

ハードコンタクトを使用していた

オルソケラトロジー用のレンズはハードコンタクトレンズと装着感が似ています。私はハードコンタクトを使用していた経験があるため装着した時の違和感に抵抗がありませんでした。たまに外し忘れてそのまま寝ちゃったりとかしてましたし。

以上の理由から試しにやってみました。

いざ実践(申し込みから終了まで)

通える眼科を調べる

結構な頻度で眼科にいかねばならないため通いやすい眼科が良いです。価格も眼科によってはまちまちなので通える眼科が複数ないかよく調べましょう。

私の場合は最寄駅前の眼科でちょうど取り扱っていた、かつ予算内のため

「オルソケラトロジーやりたいんですけど」と伝えて予約していきました。

まずは目の状態を検査

コンタクトを寝ている間に装着するため眼球に傷がないか等、目の状態を検査します。無事問題なくクリア。その他に視力や眼圧、角膜形状を測定しました。

オルソケラトロジー用の専用レンズで初期効果確認

眼科にて専用レンズ(東レ)を装着し、院内のベッドで1時間ほど(もっと長かったかも)寝ます。目を開けられないので寝るしかありません。

時間経過したらレンズ外して視力および角膜形状の測定です。

レンズ外した直後の視界は、

「なんだこんなものか・・・」というのが正直な感想。期待していたクリアな視界とは懸け離れたものでした。

その時先生から説明されたのがこちら

  • 年齢が若い間は角膜が柔らかくレンズ形状への適応性が高い。(四捨五入30歳で若者じゃないから時間かかるよ〜ってこと)
  • 今回の装着時間が短いため矯正しきれていない。
  • 強めの近視状態(裸眼視力0.03)のため矯正しきれないかもしれない。

だがそこで諦めず170,000円支払って試すことにしました。(やめときゃ良かった笑)

1〜2週間でそこそこ効果がでる

2、3日は初日の時と視界はそう変わらない状態でした。4、5日目になると若干見えるようになってきて、1〜2週間たった頃に初めてそこそこ見える状態になりました。

今日は調子いいな!という日がちらほらと出てくるように。

治療中に苦労したこと

朝起きてレンズを外した時が一番見える状態です。そこから夜にかけて徐々に視力が低下していきます。残業した時や仕事終わりにデートに行く時に見えにくくなるんです。装着期間が長くなってくると視力を維持できる時間も延びてきますので、治療途中特有の課題ではありますが。

そして数週間ごとに眼科で検査をしながら1年ほど続けましたが、結局継続を断念しました。理由は以下・・・

断念した理由

よく見える時と見えない時がある

日によって見え方が異なります。昨日は視界良好だったのに翌朝レンズを外してみると像が二重に見えたり、そもそも視力が出ていなかったり。

朝レンズを外すまで状態がわからないというのはかなりマイナスな点でした。

一番見える状態でも視力0.8程度

元が悪いというのもありますが一番見える状態でも視力は0.8程度。日常生活に問題はありませんがもう少しクリアな視界が欲しかった。ここは個人差がかなりあると思います。

暗いところでは光がぼやける(夜間グレア)

夜間グレアと呼ばれる症状がありました。周りが明るい状況でははっきり見えていてるのに夜間などの暗い状況になると、はっきりと見える像のまわりにぼやっと光が拡散して見えるような状態です。

レンズが売り切りではなく年間維持費がかかる

私がお世話になった眼科特有のシステムなのかもしれませんが治療開始2年目以降も継続的にお金を支払う必要がありました。10,000円程度だったと思います。しかもレンズが汚れた場合の交換費用は別途かかるとのこと。

実際の効果、症状、費用面を考慮した結果やめようという判断に至りました。

注意点

今回の記事はあくまでも、私一個人の例になります。年齢が若い方や、そこまで近視の度合いが強くない方などはもっと良い効果が得られる可能性も十分あると思います。

気になる方は一度眼科に相談してみることをお勧めします。

終わりに

期待していたほどの効果が得られなかったのが残念でしたね。結局コンタクトとメガネの併用生活に戻りました。ちなみにオルソケラトロジーは医療費控除の対象なので確定申告で若干の還付がありました。

オルソケラトロジーを試してみようかなという方の参考になれば幸いです。